診療のご案内examination

内科

治療方針:基礎と臨床に基づいた総合診療を目指している。

当院内科の構成は、常勤で消化器内科2名、循環器内科2名、呼吸器内科1名、腎臓内科1名、一般内科1名の全7名体制で診療にあたっています。常勤内科医師は学会認定の総合内科専門医3名、認定内科医3人と経験のある医師で構成されています。臨時では、神経内科・糖尿病内分泌、血液内科、リエゾン外来などの特殊外来も定期的に開設し、地域完結型の専門医療に対応すべく努力しております。人数は少人数ながら、各領域の専門家が対応しており、当地域に必要な医療が提供できる体制になっています。
※当院は内科学会認定教育関連病院です。

外来診療について

消化器内科・循環器内科・呼吸器内科・腎臓病内科・血液内科・内分泌内科・神経内科などの各、専門領域に分かれて各々の疾患を管理しています。各開業医からの専門的な依頼に対応できる、より高度な医療体制を整え対応していく事で地域完結型の医療を目指しています。

〈お願い〉

外来は予約制で、できるだけ予約時間での診察を心掛けておりますが、緊急性の高い方が来院されました場合は、診察時間が遅れがちになる場合があります。また、予約されずに受診されました場合は、緊急時を除いてご予約の方の後になりますことをご理解下さい。
近隣の医療機関での診療の結果、当院での診療が必要と判断されました場合は、ご紹介により予約をとることができますので、まずは近隣の医療機関への受診をお勧めします。また、状態が安定した場合には、速やかにご紹介させていただきます。
地域の皆様に安定した医療を提供させていただくために必要なことですので、ご理解のほどよろしくお願いします。

一般内科

スタッフ紹介

健診センター長 斉藤 良一

専門 内科一般・内分泌代謝内科
所属学会 日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会専門医、日本内分泌学会、日本糖尿病学会

循環器内科

当院では平成18年11月に24時間体制の心臓カテーテル検査室を立ち上げ、これまで心筋梗塞や、不安定狭心症などの重症患者を県立新発田病院まで救急搬送しておりましたが、これができたことにより一分一秒でも早く治療ができるようになりました。心臓カテーテル検査自体は15分程度の局所麻酔で行います。治療を行うと1-2時間かかる場合もあります。平成22年現在では診断カテーテル件数年間500例以上、治療件数120例以上を施行しています。‘地域での最先端医療’をモットーに、最新の造影設備と日本で一番細いカテーテル(外径1.1mm、新潟県内では当院のみ)を使用し、できうる限り患者様への負担軽減を目標に、95%以上を手首の動脈からのカテーテル検査、治療を行い患者様の早期の社会復帰、生活復帰を心がけています。

また、他に治療対象疾患として、徐脈性不整脈などに対してペースメーカー植え込み治療、閉塞性動脈硬化症などに対して血管形成術などを積極的に行っております。

外来診療について

  • 毎週月(午前)・水(午前、午後)・金曜日(午前、午後)に外来診療行っております。
  • 定期的なペースメーカークリニックを併設し、電池寿命の管理を行っております。
  • 県立新発田病院心臓血管外科と密に連絡をとり、心臓外科手術患者の紹介など行っております。
  • 緊急治療が必要な場合、24時間365日対応しております。
  • 開業医の皆様からのご紹介は随時受け付けております。

スタッフ紹介

内科部長 大瀧 啓太

専門 循環器内科
所属学会 日本内科学会、日本循環器学会

内科部長 金子 順二

呼吸器内科

市中/院内肺炎、喘息、慢性閉塞性肺疾患、気胸、間質性肺炎、肺がんなどの一般的な呼吸器疾患全域の症例に対応しています。また、重症や合併症の多い患者に対応することもしばしばであるため、内科としての総合力が必要な領域ですが、積極的な医療を心がけています。

スタッフ紹介

内科部長 冨樫 清朋

専門 呼吸器内科
所属学会 日本内科学会 認定総合内科専門医 認定内科医
日本呼吸器学会 所属

内科医長 坂元 宏隆

専門 呼吸器内科
所属学会 日本内科学会、日本呼吸器学会、日本アレルギー学会

腎臓内科

急性・慢性腎炎、ネフローゼ症候群、急性・慢性腎不全などの治療を行っており、急性・慢性腎不全の治療として血液透析、腹膜透析などの血液浄化療法を行っています。また、多臓器不全や感染症などに伴う急性腎不全、薬物中毒など重症の方の血液浄化療法を行うこともあり、他の診療科との連携にも努めています。

スタッフ紹介

内科部長 長 賢治

専門 腎臓内科
所属学会 日本内科学会 認定内科医
日本腎臓学会、日本透析医学会、日本糖尿病学会 所属

消化器内科

消化器内科は、平成31年4月から杉谷、中村、酒井の3名で診療しています。
月曜午後(酒井)と、水曜午前、午後(杉谷)は、一般内科の新患外来を担当し、初回診療の患者さんの予約を受けています。また、その他の曜日でも、消化器内科の専門に関する受診については、すべての曜日で受診予約が出来るようにしています。予約がない場合も、可能な限りその日に診療を行うよう努力していますが、当日の予約外患者さんの受診数の状況によっては、緊急性がない場合について後日の予約をお願いする場合もあります。

スタッフ紹介

副院長・消化器内科部長 杉谷 想一 (平成2年卒)

所属学会 日本内科学会、日本消化器病学会、日本肝臓学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化管学会、日本肥満学会、日本臨床腫瘍学会、日本癌治療学会、日本ヘリコバクター学会
資格 日本内科学会認定医、総合内科専門医、日本消化器学会甲信越支部 評議委員、日本消化器病学会指導医、日本消化器学会認定専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本肝臓病学会肝臓専門医・指導医、日本がん治療認定機構暫定教育医、日本がん治療認定機構がん治療認定医、日本ヘリコバクター学会感染症認定医、日本消化管学会胃腸科専門医・指導医、日本医師会認定産業医

消化器内科医長 中村 隆人 (平成21年卒)

所属学会 日本内科学会、日本消化器病学会、日本肝臓学会、日本消化器内視鏡学会、日本東洋医学会
資格 日本内科学会認定医、総合内科専門医、日本消化器学会認定専門医、日本消化器内視鏡学会専門医

消化器内科医員 酒井 規裕 (平成25年卒)

所属学会 日本内科学会、日本消化器病学会、日本肝臓学会、日本消化器内視鏡学会
資格 日本内科学会認定医

最近の話題

初めに、最近の消化器疾患の状況と臨床の進歩について紹介します。まずは、ウイルス肝炎ですが、C型慢性肝炎は、内服により95%程度でウイルス除去が可能となりました。B型慢性肝炎も、各種遺伝子検査や抗原/抗体検査を行って追跡することで、病気の進行や発がんのリスク予想が可能となり、さらに新しい薬剤(核酸アナログ製剤)がいくつも登場し、肝炎ウイルスの制御ができるようになりました。その結果、肝炎の進行も抑制できるようになりました。

さらには、ピロリ菌除菌による胃がんの予防効果が証明され、ピロリ菌胃炎に対する除菌が保険適応となり、除菌数は全国的的に著明に増えました。胃がんの罹患数は未だ増えていますが、死亡数はついに減少傾向となり、潜在的な胃がん罹患数は若年者では減少に転じており、近いうちに罹患数も減少すると予想されています。肝がん死、胃がん死は毎年、どんどん減少している一方で、今後は、大腸がんや膵がんが増加すると予想されています。がん以外では、慢性ウイルス肝炎が著減する一方で、肥満や生活習慣病を背景とした脂肪肝疾患とそれによる発がん、高齢化による胆道系の結石や炎症が増えると予想されています。

内視鏡の性能向上はめざましく、画像は年々クリアになり、特殊光やレーザーの併用により、早期がん発見の精度が向上しています。細い経鼻内視鏡でも良質な画像が得られるようになり、今までまったく内視鏡検査を受けていなかった人でも経鼻内視鏡を受ける人が増えています。当院のドックでも内視鏡検診を希望する人が増えています。内視鏡を用いた治療も日々進歩しています。胃がんや大腸がんの内視鏡切除以外に、胆道系がんや腸閉塞に対するステント治療は安全性も成功率も上がっており、80歳代後半や時に90歳代などの超高齢者でも結石除去やステント治療が可能となっています。

その他にピロリ菌診断のための尿素呼気試験測定器を導入し、当日すぐに結果を聞けるようにしました。また、最新のレーザー光源を備えた高解像度の経鼻内視鏡を導入しました。最近では、超音波内視鏡を購入したので、苦しい造影検査を必要としないで膵のう胞性疾患や胆道疾患の苦痛の少ない診断も出来るようになっています。また、診断困難例に超音波内視鏡下の吸引生検による診断(EUS-FNA)も可能ですので、消化管間質腫瘍(GIST)の確定診断や膵腫瘍の鑑別も可能です。さらには、胆道系や重症膵炎後の膿瘍や仮性嚢胞などの内視鏡的ドレナージなども少しずつ増えています。

患者さんへのはたらきかけとしては、平成30年1月、5月と8月にはピロリ菌と胃がんについての市民講座を、平成31年12月には村上保健所と共同で肝炎教室を開催しました。たくさんの参加があり、講演後に内視鏡検査やピロリ菌検査に多数おいでいただき早期胃がんの発見と除菌治療ができました。これからも、ピロリ菌と胃がん、ウイルス肝炎についてはもちろん、今後は大腸がんや脂肪肝、メタボリックシンドローム症候群などについても市民の皆さんに知っていただく機会を作っていこうと考えています。また、平成30年の秋からは、肝疾患サポートチームを結成し、患者さんの見逃し防止やよりよい治療の提案、他科や近隣の診療所との連携に役立てています。

〈お願い〉

最後にお願いです。3名という人数で、すべての日で消化器の検査と治療を行い、消化器以外も含む一般内科の患者さんを広く担当しておりますので、予約外受診あるいは緊急を要さない場合にはできるだけ事前予約をして受診されますようよろしくお願いします。

内視鏡検査 年報

2018年度