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専門研修プログラム

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メッセージ

AIの進歩やチャットGPTの出現、情報、通信技術などの進歩により私たちの生活環境は日々激変しており、医療現場も例外ではありません。また、医師不足や偏在、日々の激務やモンスター患者など医療現場には問題も山積みです。しかし、医師という仕事は、病気だけでなく患者さんに向き合い人格を尊重しながら医療を実践していくので、高い倫理性が求められ「医は仁術」であることは昔も今も変わりません。医療は年々高度化し機器や手順も増えており、医師個人だけで対応しきれないことも多く、社会性やコミュニケーション力がこれほど求められる職業はありません。大変だからこそやりがいや達成感は他のどんな職業にもひけをとりません。

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では、よい医者になるための経験を積んでいくのに「いい環境」とはどんな病院なのでしょうか?ハイボリュームセンターで豊富な症例と多くの指導医に恵まれた環境で勉強できることは素晴らしいことです。しかし指導医や上級医が多いと責任感が希薄となり研修に身が入らなかったり、研修医が多すぎて十分な経験が積めなかったりすることもあります。

へき地でマンパワーの限られた病院での研修は、患者さんにふれあう機会が必然的に増えcommon diseaseから珍しい疾患まで広く遭遇します。また、多くの高齢患者を担当し、社会的な事情まで考慮しなくてはなりません。将来働くかもしれない規模の小さい病院では、専門分野を自分一人で担当しなくてはならないのはもちろん、専門外の患者もしばしば担当しなくてはならない場合がほとんどです。そんな環境でも責任を持って臨床をやりとげられる確固たる知識と技量を身につけるためには、主治医として責任を持って、時には能力以上を要求される難しい患者でも担当することも大切です。よく考え、疑問を持ち、指導医の助言を聞きながら奮闘することが生きた経験となり、知識や技術が身につくのです。「お医者さん」という言葉がまだ通用する田舎の病院では、患者さんはみんな研修に協力的です。患者さんに向き合い、性格や家庭環境などを考えながらじっくりと臨床経験をできます。理想の医師像の実現を目指すにはいい環境です。当院のようなへき地高齢化地域の病院で総合診療の研修をしてみませんか?

村上総合病院の紹介

当院のある村上市は、新潟県の最北・最東に位置し山形県と接する新潟県で最大の市で、近隣の胎内市、関川村、粟島浦村を合わせると東京都23区の2.4倍の広大な面積、6万人以上の医療圏です。そしてこの医療圏全てがへき地指定されており、村上総合病院は、救急告示施設、災害拠点病院、へき地医療中核病院などに指定され、地域医療の中核としての機能を担っています。病床は263床、常勤医24名と少なめですが、それぞれが専門医の資格を持ち、さまざまな学会の認定施設になっています(HP参照)。さらに、無医村の粟島浦村診療所との遠隔診療(TV診療)、春の全島検診、夏に島への出張診療などを行っているので離島医療や遠隔診療の研修も可能です。

2020年12月にヘリポートを有する新病院に移転し、最新の医療機器も多数導入し恵まれた医療環境が整備できましたので、このたび総合診療専門研修プログラムを用意しました。

村上での研修生活

村上の地は、風情ある町屋が残り人情のある城下町です。病院へのアクセスは、新潟市中心部から高速道路で60km、自家用車で55分、電車では新潟駅から特急で46分です。瀬波温泉に粟島といった観光地や、スキー場やキャンプ場へも近くアクティビティーも豊富です。〆張鶴と大洋盛の二大銘酒、鮭や鮎、村上牛など当地のグルメも絶品で、美食、銘酒、自然に囲まれた楽しい研修医生活をお約束します。へき地の基幹病院なので、症例が少なくて困ることはなく、研修プログラムも柔軟に修正できます。気になる症例に遭遇すれば納得いくまで検査・処置・治療といくらでも時間を割いて構いません。Common diseaseから高度な医療技術まで自分知識の技量の進歩に合わせながらじっくり勉強しながらの研修が可能です。もちろん、翌日や週末はしっかり休みを確保します。

みなさんは、Dr.コトーというTVドラマを知っていますか?2022年12月、16年ぶりに映画が作られました。東京を離れ、離島でへき地医療をする若き医師の話です。ドラマなので、コトー先生は、高度な脳出血から心臓手術、お産までこなすスーパードクターという設定ですが、へき地医療の現実がリアルに描かれた秀逸なドラマです。赴任直後は島民に相手にされず、信頼を得るため大変な苦労を強いられましたが、映画では20年経ってすっかり島にかけがえのない存在となっていました。当院の総合診療専門研修でDr.コトーを目指しませんか?

プログラム統括責任者 杉谷想一
プログラム基幹病院:新潟県厚生農業協同組合連合会 村上総合病院
病院長・内科部長

PROGRAM

プログラム概要

研修期間

3年もしくは4年(選択研修を希望の場合)

ローテーション例

1)基本のローテーション

1年次 研修スケジュール

2)4年目選択研修を行う場合

1年次 研修スケジュール
  • ローテーションは本人の希望も踏まえ調整します。
  • 3年間の研修期間後に外科(一般・整形・脳神経・泌尿器)・産婦人科・眼科・麻酔科・放射線科と連携して幅広い疾患管理能力を習得するための研修を行い、総合診療専門医に必要な知識や技能を補うことも可能

研修施設(研修分野)

基幹病院 村上総合病院(総合診療専門研修Ⅰ・内科・小児科・選択科)
連携施設 新潟県立燕労災病院(総合診療専門研修Ⅱ・救急科・選択科)
いが医院(総合診療専門研修Ⅰ)
瀬賀医院(総合診療専門研修Ⅰ)

専門医・指導医数

総合診療専門研修特任指導医  5名
内科専門医 2名

プログラム冊子

研修プログラムの詳細を記載したPDFを掲載しています

APPLICATION

募集要項

募集要項

プログラム名 村上総合病院総合診療専門研修プログラム
研修期間 3年もしくは4年(選択研修を希望の場合)
募集定員 2名
応募資格 初期臨床研修を修了している医師、または2024年3月に初期臨床研修を修了見込みの初期研修医
応募手続き

1)応募提出書類
①専門研修プログラム応募申請書 ダウンロードダウンロード
②医師免許証(写)

2) 申込み先
〒958-8533 新潟県村上市緑町五丁目8番1号
村上総合病院 教育研修センター
e-mail:murakami_kensyu@mgh.jp

3)応募方法
提出書類を教育研修センターあてにご提出下さい。

選考方法

選考内容 面接試験 ※オンライン面接にも対応しています。
試験日程 詳細はおってご連絡いたします

処遇・福利厚生

身分 常勤臨時職員
給与 【月額】600,000円程度(賞与含む)
【手当】超過勤務手当・当直手当・診療手当
勤務時間 8:30~17:00(休憩60分)
就業場所 村上総合病院、または連携研修施設
休日 土日祝日・特別休日・年末年始休暇・年次有給休暇
宿舎 病院指定の民間のアパートやマンションを借り上げ住宅としてご利用いただきます。
社会保険 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険
健康管理 健康診断:年2回
医師賠償責任保険 病院において加入(個人加入は任意)

*連携施設での研修期間中の処遇については研修先の規定に準じ、給与は連携施設から支給されます。

CONTACT

お問い合わせ

当プログラムに関する
お問い合わせ

村上総合病院 教育研修センター

〒958-8533 新潟県村上市緑町5-8-1
TEL:0254-53-2141(代表)
FAX:0254-52-4362

murakami_kensyu@mgh.jp

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こちらにお願いいたします。
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