令和5年8月15日（火）中学生を対象とした医師体験見学会を実施しました。関川村立関川中学校と村上中等教育学校の1～3年生14名が参加してくれました。午前中は、林病院長による病院概要説明と手術室での疑似オペ体験です。まず林病院長から、新潟県の深刻な医師不足やその背景についてのお話がありました。その後、手術室に入り、手洗い、手袋とガウンの着用、そして、電気メスを使っての切開や縫合等（鶏肉を使用しました）を体験しました。午後からは、内視鏡見学と結紮・縫合・吻合演習です。内視鏡室では、エコーを使い中の見えない寒天の中から人形を探し出しました。人形の影が画面に映し出されると「これイルカかな？」「すごい！ハムスターがみえた！」等の声が上がっていました。また、本物のスコープも手に取り、動かしてみました。その後は、一次救命措置や救急車の適正利用について説明を受け、当院研修医（1年目）天野先生との交流会となりました。中学生から、「くじけたことは、なかったですか？」「研修医で大変なことは何ですか？」「医学部に入る勉強は大変ですか？」等の質問があり、天野先生は実体験を交えながら一つ一つ丁寧に答えていました。最後は、林病院長と屋上ヘリポートで村上を一望しながらの記念撮影となりました。今回の医師体験会を通して、「村上の医療に携わりたい！」「医師になりたい！」と思ってくれたいいなと感じました。