Interview

ナースの声

看護師

01

治療を行うだけではなく患者さまの気持ちに寄り添いたい。

入職3年目/外科 Hさん

私は小児喘息で、入退院を繰り返す幼少期を送っていました。でも、不思議と病院が怖くなかったんです。
それはなぜだろうと考えたときに、看護師さんに優しくしていただいたからだと気付いて。私もそうなりたいと思って看護師になりました。また、生まれ育った地元の村上に貢献したいという想いもあります。
看護師になって3年目ですが、今年、脳外科から外科へ移りました。手術への送り出し、手術後のモニタリングやケアを担当しています。今後はストーマ(人工肛門)を着けた方への指導も行う予定です。
患者さまから「ありがとう」や「(手術前の)不安な気持ちをあなたに話せてよかった」と言ってもらえたときは、看護師をやっていて良かったと感じますね。これからも治療を行うだけではなく、患者さまの気持ちに寄り添える看護師を目指していきたいです。
村上総合病院は、働いている看護師も村上出身者が多く、地域性のある病院です。建物も新しくきれいになったばかりですし、ぜひ地域の皆さんに利用していただきたいです。

02

子どもの頃に優しくしてくれた看護師さんにあこがれて。

入職1年目/急性期 Mさん

私は小学生の頃、全身麻酔の手術を受けたことがあります。入院中に看護師さんに優しく接していただいて、憧れを抱くようになりました。子どもの頃に自分がそうしてもらったように、患者さまに寄り添ってお話しができるような看護師になっていきたいと思っています。
現在担当しているのは急性期の患者さまで、点滴、内服薬の管理、渋滞観察、排せつ管理、オペ出し、オペ後の管理などを行っています。
急性期は、患者さまの状態が一番悪いとき。その患者さまがどんどん回復して、リハビリを経て歩けるようになっていく姿を見ると嬉しいですし、やりがいを感じます。
村上総合病院は診療科目が幅広いところが魅力です。私はもともと脳外科を志望していましたが、さまざまな診療科に関わることができるので、とても充実しています。
また、先輩方は新人に優しくて、丁寧に教えてくれます。次の新人の方にも安心して入ってきてほしいですね。

認定看護師

03

患者さまとご家族の思いを聴き共に考えていく。

緩和ケア認定看護師

2019年に認定資格を取得しました。緩和ケアは、がんに限らず慢性進行性疾患や認知症などの診断を受けた患者さまとご家族を対象に、疾患そのものによる症状や治療などに伴う心と体の痛みを和らげ、その人らしく生活できるよう支えるケアです。
主にがん看護を通して、自分の力不足や知識の未熟さを感じ、もっと専門的な知識と技術を身に着け、様々なつらさを抱える患者さまとご家族の支えになりたいと思うようになりました。教育課程は約半年と長期間でしたが、職場の支援のもと集中して学習に取り組むことができ、無事資格を取得することができました。
症状緩和のほか、治療や療養場所の選択に関する意思決定支援や退院支援も行っています。緩和ケアを提供するうえでは、患者さまとご家族の困っていること、気がかりなこと、抱える思いを聴かせていただき、共に考えていくことを大切にしています。
緩和ケアを希望される方は主治医や担当看護師に是非お声掛けください。

04

感染管理は職員や地域のみなさんと協働していくことが大切。

感染管理認定看護師

2015年に資格を習得し、感染管理認定看護師として活動しています。感染管理認定看護師の役割は、患者さま、ご家族様、職員を感染症という脅威から守ることです。院内感染対策委員会、看護部感染対策委員会のメンバーと共に、院内の環境改善や手指衛生の推進をおこなっています。
また、今年度は院外活動にも積極的に参加し、高齢者施設、保育園、消防署などで研修会をおこないました。研修会では、たくさんの方々と出会い、たくさんの学びを得ることができました。
感染管理は、私一人の力ではおこなえません。院内職員のみなさん、地域住民のみなさんと協働していくことが大切です。協働の懸け橋になり、村上市全体が安全で安心できる地域となるように勇往邁進していきます。感染症や感染対策で、困りごと、不安ごとがありましたらお声がけください。

05

認知症を患ってもその人らしく暮らせるように。

認知症看護認定看護師

2020年、感染症が大流行し試験日程も大幅に変更となり挫けそうになることもありましたが、仲間と支え合い職場の応援やサポートを受け認知症看護認定看護師の資格を取得することができました。
認知症を患った患者さまと関わる中で、尊厳を保持しつつその人らしく過ごしてほしい、患者さまやご家族のサポートをしたいと思い資格取得を決めました。認知症看護認定看護師の役割は、認知症発症機序や病態を理解しケアの実践・体制づくり・ご家族の支援を行うこと、認知症の行動心理症状の予防・緩和を行うことです。また、認知症を患った患者さまにとって安全・安楽な生活・療養環境を調整し、その人らしく暮らし続けることを支援することです。
認知症の病態によって自らの思いを表現することが困難な患者さまも多く、思いを代弁することの難しさを感じながら日々看護を行っています。患者さまやご家族の思いに寄り添い多職種で支援していきます。
認知症について困りごとや不安なことがあれば是非お声がけください。

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